過去にすごく大変な時期があったけど、振り返ってみるとあんまり思い出せない。
そんなことがあります。
(だいたいの出来事は覚えてるけど解像度が低かったり、
強い記憶だけ残って他はぼやけてたり、
人と話してても「そんなことあったっけ??」と抜けてる記憶があったり。。)
これは自分の心を守る為に、反射的にそうなっています。
大変なこと、ショックなこと、悲しいこと、苦しいこと、
一つ一つは乗り越えられるけど、一度に重なるとキャパオーバーになります。
過去に消化しきれなかった気持ちを振り返ってあげると、
キャパオーバーになっていた、一つ一つの出来事が解消されて、
「いまなら思い出しても大丈夫だね!」
と、無意識にしまっていた記憶を思い出せるようになります。
あのとき受け止めきれなかった体験も、
「そういえばこんな経験もしたな〜!
それって本当はこうだったんだ!
大変だったけど乗り越えたよね!」
と、過去を振り返って気づいたり、糧にすることが出来ます。
気持ちを振り返って消化すること、
過去の体験への執着を手放すこと、
手放して、思い出して、糧にすること。
忘れている過去の中に、大切な経験が入っています。